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インプラント治療は、インプラント体と呼ばれる人工的な歯根をあごの骨に埋め込む外科的処置のことです。この手術は、歯茎を切開し、骨に穴を開けてからインプラント体を埋入するので、強い痛みを伴います。
したがって、処置に伴う不快感や痛みをなるべく抑えるため、麻酔が欠かせません。また、麻酔は治療の際に伴う痛みの軽減はもちろん、血管を収縮させられるため、処置中の出血を抑える役割もあります。
インプラント治療の際の麻酔には、局所麻酔や静脈内鎮静法、全身麻酔などがあります。ここでは、基本的な麻酔の種類や特徴、持続時間などを解説します。
局所麻酔は、基本的な注射麻酔です。キシロカインと呼ばれる薬液を用いるのが一般的です。キシロカインは、痛みを抑えるとともに、血管を収縮させて出血を抑制する働きがあります。インプラント治療で用いられる局所麻酔の持続時間は、およそ2〜4時間ほどです。
参照元:高田歯科クリニック(https://www.takada418.jp/column/implant_anesthesia)
不安軽減のための点滴麻酔で眠気を感じる程度ですので、意識はあります。治療に対する不安感が強く見られる方に用いられる麻酔法です。静脈内へ麻酔薬を投与することにより、意識が朦朧とし、恐怖感を和らげる効果が期待できます。
この麻酔法には、処置の際に伴う痛みを抑える効果はないため、注射器を使用した局所麻酔と併用するのが一般的です。持続時間は、およそ40分〜1時間ほどです。
参照元:高田歯科クリニック(https://www.takada418.jp/column/implant_anesthesia)
患者さんの意識を一時的に消失させ、痛みを全く感じさせないようにする麻酔法です。痛みを感じることがないだけではなく、記憶も残らず、身体は一切動かせないのが特徴です。この麻酔法は、自発呼吸を行えない状態となるので、治療中の安全管理を行なわなければなりません。
麻酔科医が血圧や心拍数、酸素飽和度、終末呼気炭酸ガス分圧、体温などの患者さんの生命機能をモニタリングしながら行う必要があるので、提携の医療機関で実施することが多いです。インプラント治療において全身麻酔は一般的な方法ではなく、高齢者や持病があり医師が必要と判断したケースにのみ用いられます。
局所麻酔は、治療部位周囲の歯茎へ麻酔薬を注射。麻酔が効いてくると、その部位の感覚がなくなるのが特徴です。また、表面麻酔と呼ばれる麻酔法は、局所麻酔に含まれており、注射による痛みを緩和するためにスプレーやジェルやなどを塗布します。
治療部位の表面を一時的に麻痺させるので、注射針による痛みを軽減できるのが特徴です。表面麻酔だけでインプラント治療を行なえるほどの痛み抑制効果は期待できないため、麻酔の注射による痛みを和らげるために用いられるのが一般的です。
静脈内麻酔は、主に患者さんの手背(手の甲)から点滴ルートを確保し、薬液を点滴で滴下させ少しずつ注入していきます。うたた寝しているような心地よい状態で手術を受けられます。
全身麻酔は、麻酔科医の管理のもと行われ、麻酔をかけるとすぐに意識を消失するのが特徴です。
麻酔のメリットは、痛みを抑えることができる点です。局所麻酔は、局所的であるため治療後の回復が早くて済み、日常生活に戻るまでの時間が短いのもメリットだと言えるでしょう。
静脈内鎮静法のメリットは、緊張や不安、恐怖心などを和らげリラックスして手術を受けられる点です。
デメリットは、問診やモニター管理などの安全管理が必須な点と、アレルギーが挙げられます。局所麻酔で用いる薬剤でアレルギー反応が出たことがある場合は、必ず歯科医師に伝えるようにしましょう。麻酔薬でアレルギー反応が出る場合は、反応を起こしにくい代替薬を使用します。
麻酔の持続時間は、体質や薬液の量によって異なります。局所麻酔の場合、一般的に治療後1〜3時間ほどで麻酔が切れるように調整されます。治療後、患部周囲に痺れ感が残っていますが、治療後すぐに帰宅できるのがメリットです。
静脈内鎮静法の場合、効果が切れるまでに2時間ほど要します。薬剤が残っていると、眠気やふらつきなどの症状が見られるでしょう。そのため、静脈内鎮静法を行った場合は、歯科医師から帰宅許可が出るまで待機しなければなりません。また、治療当日の運転も禁止です。
参照元:トラストデンタルクリニック大門浜松町(https://www.trust-dental.jp/blog/masui/)
インプラント治療の麻酔には、局所麻酔と静脈内鎮静法、全身麻酔といったものがあります。全身麻酔は高齢の方・持病のある方など限定で使用することが多いです。
インプラント治療の麻酔には、さまざまなメリット・デメリットがあります。治療や麻酔のことで不明な点がある方は、かかりつけの歯科医師へしっかりと確認したうえで、治療に入るのが望ましいです。