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しずくだ歯科クリニックではインプラント治療を適切に行う為の5つの方針を設けています。
そのひとつが「必ず現状の問題を解決してからインプラント治療に取り組む」、つまり根本原因を除去してから治療をスタートするということです。ここでは、インプラント治療前に根本原因を取り除くことの重要性について解説していきたいと思います。
しずくだ歯科クリニックでは、「なぜインプラント治療をするのに至ったのか」という背景を徹底的に追及し、原因の除去に努めます。
原因の例として挙げられるのは、歯周病やむし歯などです。歯を失う原因がむし歯や歯周病だった場合、この治療を行わないままインプラントを行っても、結果として治療は長持ちしません。一度インプラントにしたものの他の治療が必要な状況になってしまい、時間や費用が上乗せされるだけでなく、治療自体がムダになってしまうこともあるのです。
こういったトラブルを回避するためにも、当クリニックでは「なぜ歯がなくなったのか」について追及し、口腔内の状態をしっかり整えてからインプラント治療に進むようにしています。また、根本的な原因について患者様と共有し、ケア意識を高めることで、インプラントの寿命を延ばすことにも努めています。
インプラントは、なんらかの原因で失われた歯を補う為の治療法です。その原因として考えられるものの多くはむし歯と歯周病です。むし歯の場合、初期であれば簡単な処置や詰め物で解決できますが、重度になると神経がむしばまれ、抜歯せざるを得なくなってしまいます。
歯周病とは、歯茎の周りに付着した汚れや菌が原因で起こる炎症。症状が進行すると歯を支える骨が溶け、最終的には歯が抜け落ちてしまいます。また、事故などで歯が折れてしまったり、ぐらついてもとに戻らなくなってしまったりした場合なども、インプラント治療の対象となります。
インプラント治療前に解決しておくべき症状についてまとめました。また、インプラント治療に支障を及ぼす可能性のある症状についてもご紹介していますので、こちらもぜひ参考にしてみてください。
インプラント治療において、一番に気をつけなければならないのが歯周病です。歯周病とは、歯茎や歯の周りについた歯垢・歯石によって引き起こされる炎症。重度になると歯を支える骨が溶け、最悪の場合は歯が抜け落ちてしまう恐ろしい症状です。
この歯周病を放置したままインプラント治療を進めると、せっかく手術をした部分が歯周病菌に感染してしまい、インプラントが脱落してしまう恐れがあります。せっかくの治療をムダにしないためにも、まずは歯周病をしっかり治すことが大切です。
口腔内にむし歯が見つかった場合、先にその治療を済ませてからインプラント治療を行います。とくに重度のむし歯は歯茎の炎症を引き起こし、インプラント治療に支障をきたすことがあるからです。インプラント治療では、歯茎を切開して顎の骨に人工歯根を埋め込むため、歯茎が腫れた状態だと手術を行えません。
また、むし歯があるということは、口腔内にむし歯菌が繁殖しているということ。インプラントを埋め込む部分だけでなく、他の歯への影響も考えられるため、事前にしっかり治療を済ませておきましょう。
歯は、1本でも失われると咬み合わせのバランスが悪くなります。咬み合わせが悪い状態だと、噛みしめや歯ぎしりといったクセがつくことがあり、歯や顎に多大な負担をかけることになります。
この状態でインプラント治療を進めると、そのクセによってインプラントに問題が発生する恐れがあるのです。もちろんインプラント治療後にも咬合調整は行いますが、咬み合わせが極端に悪い場合は、事前にある程度の治療をしておいたほうが良いかもしれません。
顎関節症とは、口を開けたときに顎関節に痛みが生じる、口を開け閉めするときに「カクカク」といった雑音がなる、こめかみ・首・肩がこるといった症状の総称です。考えられる原因には、咬み合わせの悪さ・喪失歯の放置・ストレス・歯ぎしり・頬杖などのクセ・入れ歯の高さが合わない……などが挙げられます。
この顎関節症の症状が残ったままインプラント治療を行うと症状の悪化や再発を招く恐れがあります。こうしたリスクを軽減するためにも、事前にしっかり治療を受けておきましょう。
インプラント治療は外科手術となるため、術後の感染を防ぐためにも口腔内を清潔にしておくことが重要です。事前に歯垢や歯石をしっかりとクリーニングし、お口の中の状態を安定させておきましょう。
しずくだ歯科クリニックでは、1人の歯科衛生士が治療開始から終わりまでを担当する「担当歯科衛生士制」を導入。検査結果や治療計画に基づいた、適切なクリーニング・メンテナンスの提供を行っています。
インプラント治療を成功させるには、事前に口腔内の問題を解決しておくことが重要。さらに、インプラントの治療前に心がけると良いことがいくつか挙げられます。より良い結果を目指すためにも、ぜひ以下のような生活習慣の注意点に目を通してみてください。
アルコールの摂取や喫煙がインプラント治療の可否にかかわるワケではありませんが、手術を受ける前はできるだけ摂取を避けたほうがよいでしょう。
アルコールは過剰摂取すると、免疫機能の低下や感染のリスクを高めることがあります。また、アルコールによって血行が良くなった状態だと、出血が止まりにくくなるといった問題が発生することも……。そのため、手術前日はアルコールの摂取を控えるのが賢明です。
喫煙については、タバコに含まれるニコチンが歯茎の毛細血管を萎縮させるため、傷の治癒が遅くなってしまいます。また、喫煙すると唾液の分泌量も減り、口の中に雑菌が増えて感染のリスクが増加する恐れもあるのです。喫煙については前日だけ控えるのでは意味がないため、手術の2週間前から禁煙し、術後もしばらく控えるようにしてください。
インプラント治療は、麻酔を用いた外科手術となります。睡眠不足や体調不良の状態で治療に臨むと、場合によっては術中に気分が悪くなることがあります。そういったトラブルを防ぐには、体調をしっかりと整えておくことが大事。十分に睡眠をとり、体の疲れやストレスをしっかり解消しておきましょう。
インプラント治療では口を大きく開けている時間が多くなるため、とくに気をつけたいのは「風邪」です。鼻水や鼻づまりで鼻呼吸が困難だったり、咳き込むような状態だったりすると、スムーズに手術を進めることができません。夏場であれば冷房の使い過ぎに気をつける、冬場であればマスクの着用・うがい・手洗いを徹底するといった対策を行いましょう。
歯科以外の病院にかかっていて服薬している薬がある場合、その旨を歯科医師にきちんと伝えておきましょう。日常的に服薬しているものだけでなく、手術前に突発的に薬を飲んだ場合も、その内容を伝えておいたほうが良いです。
とくに高齢の方は、服用している薬の種類や、これまでの病歴などをしっかり把握しないと、インプラント治療が適応かどうかを判断できません。カウンセリング時におくすり手帳などを歯科医師に見せ、インプラント治療の是非を仰ぎましょう。
雫田 義和
「自分の家族にしてあげたい」と思うインプラント治療を。
インプラントを入れることは、決してゴールではありません。その先にある、暮らし・生活や、家族・友人と過ごすかけがえのない時間のクオリティをあげることが、何より大切だと考えています。「治療法は様々だが、診断はひとつ」。不安を完全になくし、末永く理想の生活を送ることがイメージできるよう、検査・診断を徹底し、「自分の家族にしてあげたい」と思うインプラント治療を提供します。