このサイトは 「しずくだ歯科クリニック」をスポンサーとして、Zenken株式会社が運営しています。
インプラント治療は外科的な手術を伴う治療法となりますので、入れ歯やブリッジと違って「安全性」の面で不安を抱える方がいます。そこで、こちらのページでは「インプラント治療の安全性」という点に焦点を当て、インプラント治療に関する疑問に対して歯科医が詳しく解説していきます。
インプラント治療では、顎の骨に「インプラント体」と呼ばれる金属を埋め込みますので、人体への影響を気にする方がいます。しかし、実際は「生体親和性のある純度の高いチタン合金」が使用されているので、金属アレルギーなども出にくいと言われています。
実際にインプラント治療だけでなく、頭蓋骨の代用としてや人工関節としても使用されています。
もし以前にアクセサリーなどで金属アレルギーが出た経験がある場合などは、事前に皮膚科のアレルギーテストや、歯科医に相談をしてみると良いでしょう。
インプラント治療は、残念ながら「誰でも受けられる」という治療法ではありません。インプラントは、人工歯を支えるために顎の骨にインプラント体を埋め込みます。そのインプラント体が顎の骨とくっつくことで、しっかりと人工歯を支えるという構造になっています。
そのため、インプラント手術に対してリスクのある方に関してはインプラント治療を受けることができません。
「20歳以下の未成年の患者様」や「妊娠中の患者様」に関しては、成長期のあごの骨や胎児への影響を考慮してインプラント治療が受けられません。
肝機能障害を患っている患者様の場合は、治療薬などの影響でインプラント手術後に血が止まらなくなってしまうという可能性があり危険です。インプラント手術のために治療薬の服用をやめてしまうと、肝機能が低下してしまう恐れもありますので、肝硬変や重度の肝臓病の持病がある患者様については、インプラント治療が受けられません。
全身疾患のある患者様の場合は、インプラント手術中やインプラント手術後にトラブルが発生する可能性があることから、基本的にはインプラント治療を受けることができません。
しかし、かかりつけの内科医と連携して問題がなければ薬の服用を一時的に止めたり、体調をコントロールするための薬を追加したりするなどしてインプラント治療が受けられる場合もあります。
虫歯や歯周病がある場合、インプラント手術中に「口腔内感染」を起こすリスクが非常に高いため、インプラント手術が受けられません。そのため、インプラント手術の前に虫歯や歯周病の治療をしっかりと行ってからインプラント手術を受けることになります。
当クリニックでは、患者様に安全な治療を行う観点から、必ず歯がなくなった原因を徹底的に探り、口腔内の状態を整えてからインプラント治療に進みます。お口の中の問題を解消することは、インプラントを長く維持することにもつながります。
インプラント手術は顎の骨にインプラント体を埋め込むため、歯周病が進行してしまってあごの骨が薄くなってしまった場合や、あごの骨が少なくなってしまった場合は、インプラント治療を受けることができません。当クリニックでは、「骨造成」や「骨移植」などを行い、顎の骨を十分に増やした上で治療を行うこともできます。また、当クリニックで使用しているストローマン社製インプラントは、高強度なのでインプラント自体を細く設計できるため、骨の薄い場合でも治療が可能となるケースが広がります。
インプラントの技術は年々向上していますので、今では1本のインプラント手術であれば、親知らずの抜歯と同じくらいの手術規模です。しかし、インプラント手術は外科的手術を伴いますので、リスクはゼロではありません。インプラント手術時のトラブルとしては「神経や血管を傷つけてしまう」「口腔内を傷つけてしまう」「ドリルの摩擦・振動で骨にダメージがかかってしまう」「インプラントが適切な位置に埋入されていない」などがあります。
基本的にはインプラント手術中に上記のようなトラブルが起こった場合も、歯科医がしっかりと対処をしますので、歯科医の指示に従って過ごすことや手術のメンテナンスをしっかりと受けることが大切です。
失敗リスクが少なく、納得のいくインプラント治療を受けるためには、歯科クリニック選びも大切です。そこで、より低リスクかつ納得のいくインプラント治療を受けるための歯科クリニック選びのポイントをご紹介します。
クリニック選びのポイントとしては、「なぜこうなったのか」に、フォーカスしてくれる先生を選ぶことに尽きます。インプラントに至った根本原因を解決しない限りは、例えばまた虫歯になり、再治療が必要になってしまう、ということにもなりかねないためです。
しずくだクリニックでは、徹底した診察・診断が一番の強みであり、一人ひとりの虫歯や歯周病の状況を把握し、問題の除去に務めます。その道筋を、患者様が不安を感じることがないよう共有することで、納得・満足いただける治療が可能になると考えています。
一方で、リスクを減らしたインプラント治療を受けるためには、必ず持病や常用しているお薬、アレルギーの有無をしっかりと伝えることが大切です。また、少しでも不安があれば、遠慮なく先生に質問し、治療前に安心・納得した状態になるようにしましょう。
雫田 義和
「自分の家族にしてあげたい」と思うインプラント治療を。
インプラントを入れることは、決してゴールではありません。その先にある、暮らし・生活や、家族・友人と過ごすかけがえのない時間のクオリティをあげることが、何より大切だと考えています。「治療法は様々だが、診断はひとつ」。不安を完全になくし、末永く理想の生活を送ることがイメージできるよう、検査・診断を徹底し、「自分の家族にしてあげたい」と思うインプラント治療を提供します。