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インフォームド・コンセントは、情報を共有して同意するという意味があります。ここではインプラント治療とインフォームド・コンセントの特長について詳しくまとめ紹介しています。
インフォームド・コンセントのinformedは、「情報に基づく・知識」、Consentには「同意」という意味があります。つまり病院においては、治療に関する情報の共有とその同意ということを指します。
実際に行われるのは、医師と患者、あるいはその家族は対等の立場であるという観点から、医師は治療方針を分かりやすく説明。治療を受けるかの判断を患者に委ねるというものです。
「医師法1条の4第2項」にて、法的にも治療に関わるすべての医療従事者は、説明義務が課されています。説明義務とインフォームド・コンセントは似ているようで違いがあります。説明義務とは、医師側がどんな治療をするかを一方的に説明することです。一方、インフォームド・コンセントは、患者が治療を承認するかどうかの権利があるということです。例えば、いくつかの治療方針を提案された場合、患者自身が納得する治療法を選ぶことができます。さらに、提案された治療方針に納得できない場合は、セカンドオピニオンなどを利用することができます。
インプラントは、機能的にも審美的にも自分の歯近づけられるので、患者の期待度も高まります。しかしインプラント治療は、自由診療なので費用も高額に。さらに治療期間も長くなるので、治療を受ける前に十分な話し合いと、情報を共有して納得した上で治療を受けなければなりません。このことからインプラント治療を受ける前には、インフォームド・コンセントを受け、治療方針をご自身で納得し治療を受けることが大切。納得がいかない場合は、セカンドオピニオンなどを利用するようにしましょう。
インフォームド・コンセントは、医師と患者が対等であり、両者同意のうえで治療を進めていくという考え方です。特にインプラント治療は高度で難しい技術。また、費用も高額で、治療も長期間かかります。しっかりとインフォームド・コンセントを受けて、ご自身で納得した上でインプラント治療を受けるようにしましょう。